ミニ講座「今だから知っておきたい!歯科介入による介護予防・健康長寿への効果」
●12月3日 山形市歯科医師会大沼智之医師を講師に迎え標記研修会開催(参加者31名)
●参加者感想~一部紹介
・具体的なデータを基に口腔ケアの有効性について教えていただいた。チェックリストは相談援助職のスクリーニングに使用できるものです。福祉職でも「お食事は?→入れ歯ですか?→入れ歯の調子はどう?」とと聞きやすくなりました。
・転倒しやすい利用者さんのお口の中の様子をチェックリストを用いてうかがってみたいと思います。
・(質問コーナーで)地域包括支援センターの方や施設の介護職の方の話を聞けたことがとてもよかった。
●先生のデータに基づいたわかりやすいお話と山形市歯科医師会様が開発されたお口の問題チェックリストが活用できるとの印象が多くの参加者から寄せられた感想です。
在宅ケア研究会とポピーの合同研修「認知症の実践医療と多職種連携」-穏やかな在宅生活を支えようー
●11月14日 山形市医師会館にて標記研修 講師:山口晴保氏(群馬大学医学部保健学研究科 教授)
●優しく穏やかな語り口の山口先生により、認知症診断、治療、日常の中での支援方法が具体的にわかりやすく伝えれられ「今までにない」「目からうろこ」と大変好評でした。(研修が終わる頃には癒され、疲れが取れた感じが。)
●キーワード 今まで当たり前だった薬剤に関する新しい考え方
●山口先生は「群馬県の地域リハビリテーション連携システム作り、介護予防」にも注力されているとのこと。今度はそちらの話も是非お聞きしたいと感じた研修でした。
かんごねっとポピーの共催研修 「施設での看取りについて」ー介護職との連携
(写真:右上訪問看護STやまがた鈴木Nsより昨年の地域看護学会で発表の研究報告)
●11月13日 山大医学部看護学科にて やまがた在宅けあかんごねっとと山形市医師会在宅医療・介護連携室ポピーが共催研修
●今回は看取りをテーマに、地域看護職、介護職約60名参加。活発なグループワークが行われました。介護職の方からは、看護師と一緒のテーブルで情報交換できて良かったとの声。病院看護師からは、地域での看取りは退院支援に係る立場でも知っておきたかった、訪問看護師からは訪問看護との連携で医師の24時間の負担も軽減されることを知ってもらうと、看取りに係ってくれる医師も増えるのではとの声。
第6地区福祉関係者交流会 ー看取りを考えるー(主催:地域包括支援センターふれあい)
●地域多職種と第6地区民生委員が看取りをテーマに交流(参加者役60名)
●介護保険サービスを利用しながら自宅で父を看取った息子のKさんとサービス担当者(ケアマネジャー、訪問看護,福祉用具担当者)からの報告があり、連携室ポピーからも助言者として又グループワークのメンバーとして参加させていただきました。
●Kさん(息子)は特に「父を家で看取りたいと包括支援センターに相談してからわずか1時間で紹介のケアマネジャーが来てくれ、往診医から訪問看護ST,福祉用具などの調整を迅速にやってくれた。地域の連携のすごさに本当にびっくりした」と何度も話され、又「家族で協力して父を看取れ本当に良かった。」「認知症の母親のときは、経菅栄養で長く生きながらえさせたようで、つらかった。そんな風にはしたくなかったから」とも語られました。父の介護をやりきった満足感が伝わってきた息子さんの語りです。
●グループワークでは民生委員さんが「10年前とは全く違うんだなー。これなら在宅看取りも可能だと思えてきた」と。
●地域の方と地域の多職種とのつながりが感じられるあたたかい研修会で、助言者というより参加者としていい経験をさせていただきました。
●地域でこんな取り組みをしている,紹介したい等ご提案がございましたら、ポピーにご一報ください。