ブログ
Mar 29, 2016

今年度の最終研修終了 「シリーズおうちへ帰ろう まとめ」

012003 011 010

●3月22日医師会4階ホールにて、今年度最後のポピー研修が終了いたしました(参加者41名)

●今回は退院支援(大竹准教授)、医療と生活をつなぐ(青山保健師)、地域連携パス(豊岡医師)をテーマとしてのパネルディスカッションで、ポピーの小笠原SWのコーディネートで進行。1年間ポピー研修から発信した「医療と生活をつなぐ連携」のまとめとなりました。

●参加者アンケートより

・ケアマネジャーとして、医師や看護師、薬局などに在宅の様子などをお伝えする義務があると再認識。伝える方法も「何を求めているか」「何が必要か?」を良く考えていかなければ。(ケアマネジャー)

・在宅のケアマネジャー等の意見を聞ける機会はなかなかないので、病院での研修を是非お願いしたいと思った。(病院職員)

●まとめとして

・この1年間「シリーズ おうちへ帰ろう」と題して、医療機関と地域相互で取り組む退院支援や、地域から医療機関へのメッセージ発信などに取り組んできました。当室研修への延べ参加者数は1103名。皆さまのご協力のおかげで、少しずつ医療と介護、そして住民の生活がつながっていく一歩になったこの1年かと思います。来年度も医療と介護の連携促進を継続し、中でも「在宅医療に参画いただける医師数の拡大」と「医療・介護のチーム形成」に取り組んでまいります。何卒ご理解、ご支援よろしくお願いいたします。

 

 

Posted in ブログComments Closed 

 

Mar 7, 2016

認知症110番(認知症予防財団運営)をご存知ですか

●「認知症110番」は財団法人認知症予防財団」によって92年夏に開設された介護家族などへの支援活動。

●年末年始と祝日を除く月・木曜日の10時~15時、ソーシャルワーカー、看護師、施設関係者、介護体験者らを相談員に、全国からの電話に対応。

●これまで2万2千件以上の相談に対応。

●相談窓口

無料電話相談「認知症110番」  0120-654874(老後心配なし)

●認知症予防財団のホームページはポピーのリンクにも載せています。

Posted in ブログComments Closed 

 

Feb 23, 2016

書籍紹介:ケアのカリスマたちー上野千鶴子著

001

ケアのカリスマたちー看取りを支えるプロフェッショナルー

著者:上野千鶴子(東京大学名誉教授、ウイメンズアクション ネットワーク理事長)   発行:(株)亜紀書房

●著者がかの上野氏だけあり、めっぽう面白く読み進められます。笑い出してしまう場面も多数。切り口鋭く、かつ現場をよく見ています。

●本文より一部紹介

『最後の迎え方は様変わりしています。誰からも「出て行ってくれ」と言われない「自分の住まい」を確保した上で、医療・看護・介護のネットワークを整備することが課題。これがまさに地域包括ケアシステム』…上野氏

『たんなる医療の出前では本当の在宅支援にはならなかったと思う。いつも「医療」の方が上位概念で、その下に「生活」がある。本当はこれは逆で、あくまで「生活」の方が上位概念にあって、その生活を支える為の医療を提供するという風に考えないといけない。~中略~視点の転換が求められる』…高口光子氏(介護老人保健施設「星のしずく」看・介護部長、理学療法士)

『ハローワークならぬ,ヤローワークという仕組みもあって、~中略~普通の施設だと職員がやるような仕事を利用者さん同士でしてもらう仕組みなんです。支えられる人が別の人を支える役割を担うというか、それが生きがいや尊厳の回復につながるんですよね。』…藤原茂氏(社会福祉法人「夢のみずうみ村」理事長、作業療法士)

●上野氏との対談に登場する皆様は、皆一癖も二癖もありそうな「つわもの」ぞろい、いつかポピー研修講師に迎えたい、そんな方々です。28年度に期待してください。

Posted in ブログComments Closed 

 

Feb 8, 2016

ミニ講座「医療と生活をつなぐ事例検討~精神障害での生きづらさを主訴とする事例」

005003009 011

●1月28日 標記テーマのミニ講座に市内ケアマネジャー、地域包括職員、訪問看護ステーション看護師等、そして今回は病院PSW,MSWの方も参加いただき、愛ランド地域包括支援センター 冨士尚美保健師が提供くださった事例と検討課題を基に意見交換が行われました。

●講師 冨士保健師より提案の、検討課題から一部紹介

「若年期からの発症である場合、高齢になることで、社会適応力が低下し地域での生活がしにくくなる傾向があると感じる。支援機関、専門機関同士の横断的、包括的な連携システムの構築について」

「地域で患者を受け入れられるような体制や地域づくりについて、地域への啓発活動について」

●参加者アンケートから

「高齢の精神疾患の方についての支援について、地域の受け入れや関係機関との連携をキーワードに多くの意見や考えを知ることができ良かった、難しいケースではあるが、今後も大事になってくることなので継続して検討してもらいたい」

●さくら町病院の永田PSW(今回の助言者)からいただいた「精神保健福祉下の入院、移送(入退院)」他の資料を近日中掲示予定です。

●山形市に精神科専門訪問看護ステーション デューン山形(池田所長)が開設(電話:666-6567)

★今回は地域多職種と病院PSWの方などとの顔の見える関係の第1歩となりました。富士保健師から提案された地域課題検討に向け、第2弾へつないでいきましょう。

(T)

Posted in ブログComments Closed 

 

1 26 27 28 29 30 31 32 33 34 37