ポピー研修「イキイキ職場にするために・・」開催
●11月30日ポピー研修「イキイキした職場にするためにわたしたちにできること」が、初の企業展示なども盛り込んで、盛況にのうちに終了いたしました。(参加111名)
●今回の高橋先生(東京理科大学 イノベーション研究科 教授)のお話は、組織を構成するスタッフ間の感情(思いやれる、助け合える)に焦点を置いたお話でした。人材定着には給与等の労働条件も大切な要素ですが、はたして、それだけではないと感じている方も多いかと。
人間関係、働くもの同士のコミュニケーション、サポートしあえる関係が実は大きな要素ではないか?そんな私達に響く研修会となりました。
●地域の現場からも実践事例を2例報告いただき、参加者からは「他施設の取組みが聞けて参考になった。会社風土が違うので実現は難しいが、実際行っている職場があるという励みになった」との感想がありました。
●アンケートにも素晴らしいご意見ありがとうございます。下記PDFからご覧いただけます。
★集合写真ご希望の方は、ポピーまでメール等でご連絡ください。メールでお送りいたします。
ポピー各種研修 続々開催「ミニ講座 在宅服薬支援」「出張講座 口腔ケア」「出張講座 医療と生活の情報共有」
●11月15日ミニ講座「認知症薬の最新情報と在宅服薬支援」講師:カメイ調剤薬局薬剤師 石田真也氏
認知症薬の専門的な説明だけではなく、認知症の症状から進行を遅らせる生活習慣まで、広く資料にまとめ紹介してくださいました。整理のつきにくい薬剤なども分かりやすく、すぐに現場で活用できる資料でした。講義では、周辺症状の観察など、アセスメントの視点となるポイントについても学べた研修会になりました。(K)
●11月17日 出張勉強会「効果的な口腔ケアと口腔機能向上」講師:山形県歯科医師会 歯科衛生士 柴橋八重子氏
介護老人保健施設サニーヒル山寺には肺炎予防委員会があります。今回の出張勉強会では事前に施設スタッフから口腔ケアの疑問などを収集し、あらかじめ先生に伝えての勉強会となりました。講義の後には実際にスタッフ同士がペアになり、お互いに援助する側・される側を体験する相互学習を行いました。相手がどのように感じるかを理解できたという言葉が多く聞かれました。(K)
●11月25日出張勉強会「医療と生活の情報共有」講師:山形市基幹型地域包括支援センター 中舘のり子保健師
国立病院機構山形病院にて、退院支援ナースを中心に21名の方々へ上記研修開催させていただき、病院・地域双方の理解が深まりました。病院看護師の方も、どのタイミングでケアマネジャーに声を掛けてよいものか迷っているとのこと。是非、早めに声を掛けてもらえば、ケアマネジャーは喜んでかけつける旨お伝えしたところです。
包括ふれあい第6地区福祉関係者連絡会「在宅看取りを考える」に参加
ホームケア24で使用するコール器
●11月9日地域包括支援センターふれあい主催の福祉関係者連絡会に助言者として、ポピーからも参加させていただきました。
●参加者は、民生委員8人を含む地域の多職種42人、テーマは「在宅看取りを考える」
●はじめに、在宅看取りを生活面から支えるサービスの一つである、「定期巡回・随時対応サービスの利用例」を至誠堂ホームケア24の細谷さんからお聞きしました。愛猫とともに家で過ごす願いがかなえられた80代がん末期・一人暮らし女性の方の事例など、家で過ごすことは、そんなに難しくないのかもと思わせられました。自分の願いをきちんと伝えられた女性、それを支えた地域の支援(ホームケア24、ケアマネジャー、訪問看護、病院)に感動しました。
●その後、各グループで情報交換、実際の家での看取り経験なども聞くことができ、皆さん有意義な時間を過ごされました。
●アンケート感想~(一部紹介)
・定期巡回・随時対応型のサービスを使ったことがなかったので、勉強になりました。様々な方が一緒に話し合うことでいろいろな意見を聞くことができて、良かったです。
・独居の方でも自宅での看取りができること勉強になりました。
・今後も看取りの勉強会の継続を希望します。
インフォーマル資源 続編
●10月25日「インフォーマルな資源を考える:続編」(基幹型包括支援センター山蔭瞬氏コーディネート)を終了いたしました。
●コーヒー飲みつつアットホームな雰囲気の中、「糖尿病で退院のBさんがまもなく再入院・・・今後再入院を繰り返さない為に個人ではなく、地域で何ができるか」をテーマに①どのような支え合いがあるか ②その取組みのためにどんな材料(資源)が必要か? ③具体的にその資源はどこにあるかの③ステップで意見交換するうちに、いつのまにか皆笑顔で、夢まで語り合っていました。
●インフォーマルな資源を考えることで、メディカルリスクをソーシャルにカバーしていくことにもつながる、そんな広がりを学びました。
●意見交換からユニークなアイディア紹介
・外食産業の協力を得る(ファミレス等にも、インスリン自己注できるレストルームを)
・小学校と協力、孫も祖父も一緒に糖尿病の勉強会(テーマは違いますが、実際に社協等の生活支援コーディネーターが小学校等とのコラボも試みているとのこと)
★奇想天外と思うなかれ!人間は脳内で考えたことしか実現できない!のです。