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Sep 7, 2017

報告:山形市医療福祉研修会「病院・在宅チームで取り組む退院支援~山形市版退院支援フローをもとに考えよう~」

8月23日山形市医療福祉研修会(済生館)にて「病院・在宅チームで取り組む退院支援~山形市版退院支援フローをもとに考えよう~」が開催されました。(ポピーでは、山形市退院支援ルール検討チーム事務局として、この研修の企画の提案及び、パネルディスカッションのコーディネーターをさせていただきました。)

参加者(関係者含め)約80名、内4割は病院関係者(主に看護師)と、当初期待した地域と病院との共有という目標に近づけた動因となりました。

プログラムは、山形市ルール検討チーム(明日CM代表)からのフロー図説明、同じく検討チームから済生館連携室相田師長とチーム外から済生館退院支援リンクナース岡崎氏、地域ケアマネジャーの鈴木氏(六日町あいあい)三者合同によるフロー図と照らしながらの事例発表、多職種によるパネルディスカッションと続きました。

「事例発表をパネルディスカッションにもっと連動させればよかった。パネリスト間のディスカッション誘導が足りなかった。」など、自身のコーディネートへの反省もありますが、関係者、参加者皆さまのおかげで、「共有、協働」の言葉が数多く飛び交う有意義な研修となったかと感じています。

今後は、地域と医療機関がより具体的に共有していけるよう、山形市と共に取り組んでいく予定です。

下記報告を是非ご覧ください。                             (K・T)

H29.8.23 医療福祉研修会報告書パネル記録

H29.8.23医療福祉退院支援 アンケート結果

 

 

 

 

 

 

 

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Aug 30, 2017

ポピートピックス(地域活動報告)

ポピーでは、出張勉強会への同行や、地域包括支援センター主催の圏域内研修会、連絡会等へ参加させていただきながら、現場の皆さまの声を聞かせていただき、事業への反映をめざしています。

写真左からSTつばさにて出張勉強会(医療と生活の情報共有、講師:基幹型包括OT阿部氏)、包括ふれあい医療連絡会(お薬手帳の活用)、包括南沼原の居宅研修会(障がい者総合支援法等)

また、市内地域包括支援センターの協力を得て住民の皆さまが集まる場へ出向き、事業の広報や説明なども行っております。場合によっては、その場で医療や介護に関する相談に対応させていただくことも出てきております。様々な場面でポピーをご活用いただければ、幸いです。

写真(上)は、蔵王包括センターとたきやま包括センターによる、いきいき健康講座(花笠シャンシャン体操や百歳体操など)

百歳体操と聞き、どんなに緩やかな体操かと思いきや、とんでもありませんでした。これを若いうちからやっておけば、必ず筋力は維持されるはずと効果を感じる内容です。(じわーっとした動きのなかに、筋力アップ、維持が計算されいます。高知で開発され高齢者の活動性アップに実効をあげました。一つ、一つの動きの回数も半端ありません。これを元気高齢者の方々がピンシャンとして行っていらっしゃいます。主催包括センターでは、多忙な業務の中、介護予防こそ包括センターの使命という信念で開催支援を続けているのです)

この日は、10数名のご参加でしたが、地域によっては数十人の参加となることもあるようです。

花笠シャンシャン体操もリズミカルで軽快な動きで構成されており、若年の方にも受けると思います。ポピーのミニ講座で、「多職種のリフレッシュ研修」としてやっていただくことを予定しています。在宅リハの考え方にも応用可能とみました。楽しいですよ。ぜひ参加してください。

この日は、終了後3名の方からポピーへ、在宅医療や健康管理についてご質問がありました。

 

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Aug 16, 2017

H29年度「医療と介護の連携交流会」(山形市医師会主催)

(写真上から・・・Pヒューマン:チームTAKANASIバージョン、楽聖会ロックンロール、参加者皆で集合写真、47年会の〇×ゲーム、医師会幹部の神輿担ぎなどなど)

8月4日山形市医師会主催にて「医療と介護の連携交流会」が開かれ、医療・介護・看護・福祉・行政・企業等多分野の皆さま118名が集いました。(国際ホテル)

3年目の今年は、地域有志や医師会幹部等のアトラクションで大盛り上がりの2時間でした。今回はグループ毎の乾杯から始まり、「今まで話したことのない方とも話せた」など好評をいただいております。「この方と話してみたい」と名簿から探されている方もいらっしゃいました。日頃距離を感じる他職種間の会話、何故かすーっと自然にできるのが不思議です。集合写真の皆さまの笑顔がはじけていますね!

1年に一度のお祭りになるべく、来年もご参加よろしくお願いいたします。アトラクション、パーフォーマンス、一発芸(?)何でも大歓迎です!

 

 

 

 

 

 

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Aug 15, 2017

ヒアリング報告「篠田総合病院リハビリセンター及び回復期病棟」

篠田総合病院「医療福祉連携室」篠原副室長より「退院、転院時のリハビリサマリーに「リハビリテーション連携手帳(作成:リハビリテーション専門職三団体)」を活用できないか相談したいとの連絡があり、基幹型包括の阿部作業療法士と共に8月1日に篠田総合病院「リハビリセンター」におじゃましてきました。初めて拝見する「リハビリセンター」では、広々したスペースにまず驚ろき、心臓リハビリの特設や、運転のシュミレーターや在宅復帰を目指しての模擬家屋(たたみ部屋やキッチン)の常設に目を見張りました。

篠田リハ6

さて、リハビリテーション連携手帳の活用ですが、篠田病院リハセンターでは、ケアマネジャーや転院先など次への引継ぎにこの手帳を活用しているそうです(リハセンター佐藤科長)。しかし、それぞれの医療機関のリハ部門で独自のリハサマリー様式が採用されていることや電子カルテの関係もあり、医療機関ごとに様式はさまざまなようです(基幹型阿部OT)。広域的な統一はすぐには難しいと思われますが、手帳は本人が所有することから、ご本人のリハビリへの意識の向上が望めること、リハビリ履歴が積み重ねられ、多機関で共有可能なことなどの利点があり、貴重な提案と受止めました。そこで、今山形市を中心に検討している「退院支援地域版フロー図の使い方テキスト」の方へ参考例として載せることは可能と考えます(退院支援ワーキングチーム合意)。今後引き続き、リハビリの継続性,連携方法につき、各分野からのご意見いただければ、つないでいきたいと考えております。

(左から ●リハビリテーション連携手帳と山形市退院支援フロー  ●リハセンター佐藤科長:後ろは数十人のPT・OT・STさんリスト  ●回復期病棟のスペース充分な廊下:日常的にリハ的介入が為されている  ●室内にはその方の現在のADLボード:その方の今の状況が一目でわかり統一した援助が可能になっている)

最後に医療福祉連携室:篠原副室長に、「回復期病棟にはなかなか入院できないでしょうね」とお聞きすると、「状況を検討の上、できる限り対応いたします」との心強いお返事をいただけました。            (K・T)

 

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