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Mar 14, 2018

大阪でポピー活動報告

●3月12日(13時~17時)大阪府福祉部主催「在宅医療・介護連携推進事業研修会」にて「ポピーの取組み」を報告させていただきました。

平成30年までに各市町村へ在宅医療・介護連携拠点の設置義務が付されている中、連携業務の中でも「相談支援」に焦点をあてた研修会でした。当室のほかに西東京市在宅医療連携支援センターと浜松市在宅医療・介護連携センターからも発表がありました。大阪府の関係者約200人の参加があり、多くの質問からも関心の高さが伺えましたので、報告いたします。

●ポピーへの質問紹介

・勤務体制(兼任か専任か) ・事業費用  ・退院支援フローワーキングのメンバー構成  ・住民への周知方法 ・ポピーねっとやまがたに関することなど、ポピーの活動に高い関心を持っていただけた感触がありました。

●参加してみて

・他地域からも参考になる情報(協議体編成、医療との接点の研修企画など)があり、是非今後に活かしていければと感じています。同時に、ポピーと同じような職員数で複数事業を行っているところは少なく、当室の事業展開の規模は大きいと感じました。その内容を地元の皆さまにも知ってもらう努力が必要と感じています。下記PDFより、ポピーの活動状況のスライド(大阪版)を是非ご覧ください。

大阪府研修会次第

大阪3月12日 HP用

 

 

 

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Mar 5, 2018

「訪問看護を重度化予防に活用しよう」研修開催

●2月27日18時~標記ポピー研修開催しました。(参加者数66名)

・講師:済生会訪問看護ステーション岡田氏、訪問看護ステーション山川氏、訪問看護ステーションデューン山形竹田氏

●アンケートより

・訪問看護の役割について改めて確認できた。予防的に入れることは家族・本人の理解を得ることがなかなか難しいが、これからも意識していきたいと思います。

・精神科訪問看護について大変勉強になった。

・特指示のこと、精神科分野の制度etc新たな知識を学ぶことができ、本当に良かったです。

・情報交換良かったです

・訪問看護を通じてチーム医療、地域支援を考えることができ、良かったです

●グループワークより

・退院前カンファレンスは必須である。家族の精神的ケアが図られる

・予防的に活用していくことの理解を広めるために伝えていく必要性

・医療処置がなくとも、入退院を繰り返す方へ予防的に介入することで効果がある

・情報を病院側と訪問看護側で共有していくことで再入院を防げる

・特別指示書を該当すべきだったと振り返るケースがある

 

★訪問看護にどんどん相談してください(講師3人の方々より)

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Feb 14, 2018

寝返り支援ベッドを体験してきました

昨年末、おれんじサポートチームこころの情報交換会にて、悠愛会、大島扶美理事長から「自動で体位交換をしてくれる介護ベッドを開発いたしました」とのお話を伺いました。

ポピーではこの新型寝返り支援ベッドを実際に見せていただきたいと思い、1月18日、実際に導入しているさくらパレスを見学訪問させて頂きました。

見学には2階課長の大泉武久さん(左)3階課長の渡辺剛一さん(右)が説明をしてくださいました。笑顔がとても温かいのが印象的でした。笑顔は伝染しますね(笑)

悠愛会では2003年、天童の老人保健施設と特別養護老人ホームを開設する際、フランスベッドホールディング(株)の自動寝返り支援ベッドを導入し、利用者の安眠や職員の精神的・身体的負担軽減等の効果をもたらしました。しかし、旧式は低床タイプではなく、価格も通常の3モーター式より2~3倍。更にその後生産は中止となり、モーターが壊れても修理できない状態になりました。大島理事長は同社に再製品化を要望し、その熱意から再製品化が決まったそうです。さらに旧式のものをより使いやすいものにするため悠愛会がモニターになり、2017年2月、新型の寝返りベッドを開発しました。(悠愛会ではこの新型ベッドを山形市のさくらパレスと山辺町の老人保健施設に200台を導入しています。)

新型寝返り支援ベッドの特徴は寝返り角度(手動時は左右25度、自動運転時は20度)、速度、時間などの設定を液晶コントローラーで簡単にできること。電動スイッチ操作により設定時間に体位変換でき、高さも最低320ミリの低床化を実現しています。また壊れやすいコードだけ交換できるなど格段に機能は向上しているそうです。

実際に操作や寝心地を体験させて頂きました。まず、マットレスも体圧分散マットレスで背中にほどよくフィットしとても心地よく、操作時のモーター音はとても静かで動きもゆっくり!!これなら寝返りの度に起きてしまうこともなく、ぐっすり眠れそうです。体位変換の角度は10度では寝ていても床の傾きは感じるか、感じないか、といったところ。20度でようやく傾いてることがわかります。(さくらパレスではほとんどが10度で使うことが多く、15度や20度で使う方は少数のようでした。)液晶モニターでそれぞれの患者様の特徴に合わせて、左、右、正面と角度、時間の組み合わせを細かく設定することができます。設定のしかたは「項目ごとに順番にセットしていくので単純。覚えてしまうと簡単にできます」とのこと。また、導入してからの変化について伺うと「体位変換の必要がなくなって時間を他のことに使えるようになりました。身体もかなり楽です。褥創は持ちこみはありますが発生はありません。利用者様も夜はぐっすり休んでいらっしゃいます。」とのことでした。

更に、このベッドは寝返りだけではなく、ベッドが傾くことを利用して車椅子への移乗も楽に行えるそうです。

悠愛会全体の介護離職率は10%前後と低く、この新型ベッドを導入したことで更に数字の低下も見込まれるとのこと。大島理事長は「今後、施設の利用者が重症化してくるのは確実。先を読んでいかなければ」と話しておりました。

この新型寝返り支援ベッド、福祉用具のレンタルは未だないようですが、今後広く普及することで在宅でも活用されるようになるといいですね。(U.K)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Feb 7, 2018

参加してきました「包括・居宅・薬局連携勉強会(北東ブロック情報交換会)」

2月3日(土)13時~17時ヒルズさんピアにて標記研修会が開かれ、当室も参加させていただきました。パネルディスカッションとグループでの意見交換で構成され、身近な服薬支援について、現場目線でディスカッションでき、大変有意義な時間でした。

<薬剤師が自宅訪問するメリット>

・なかなか飲めない方には、4回服用から3回へ変更できるかアセスメントして、医師と相談したり

・転倒しやすい方の、処方との関係をアセスメントして、医師に相談したり

・保管方法によって、リスクを発見したり        

・手をかけてあげるだけでなく、本人がどうしたら自立的に服薬管理できるか考えたり    などなど

<自宅訪問(居宅療養管理指導)を本人、家族に受け入れてもらうには>

・まずは、同行訪問させてもらい実際を見てもらうと、希望が得られやすい。契約はその後でいい

<薬剤師に相談しやすい時間帯>

・9時~10時   16時~17時 だそうです。

●包括職員やケアマネジャーからも、日々多数の調剤依頼者が訪れる薬局で、「あれっ、この方なんか心配だな」という方を見かけたら、一報ください。自宅へ訪問できることが私たちの強みです」とのメッセージもあり、薬剤師からは「ケアマネジャーと同行したとき、自宅ではいろいろなことを知ることができ、楽しいし、やりたい!と思った、」と在宅ケアの魅力も語られました。

●「まずは、遠慮しないで薬剤師に声を掛けて下さい。どんどん相談して下さい」とのことです。

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