在宅医療普及パンフレット「在宅医療をご存知ですか」ができました。
この地で在宅医療を受けることができる、病や障がいがあっても自分らしく自宅で過ごすことができるということが、まだまだ多くの住民の方々に知られておりません。山形市と当連携室ポピーは、「家で過ごしたい」と願う方々が、社会資源や制度、医療・介護サービスをご存じなかったばかりに、願いがかなわなかったということのないよう、在宅医療の普及啓発パンフレットを作りました。
また、在宅療養を希望する方からの相談もお受けしております。どうぞ、相談窓口をご利用下さい。在宅医療や介護について、専門的な知識を持つ看護師やソーシャルワーカーが、ご相談をうかがいます。
書籍紹介(精神科訪問看護のいろは)
http://www.seishinkango.co.jp/s2_bo091.html
山形県立保健医療大学大学院保健医療学研究科精神看護学 教授 安保寛明先生(著者の一人)より書籍「精神科訪問看護のいろは: 「よき隣人」から「仲間」へ」のご紹介をいただきました。
シチュェーションごとの構成で、支援者側の心情についても書かれています。(U・K)
意思決定支援の研修シリーズで企画中
市、ポピー、基幹型包括、包括:総合相談部会/包括的・継続的ケアマネジメント部会、訪問看護事業所連絡会の面々で内容や周辺状況を情報交換し、企画中です。ACP,意思決定支援など、地域ケアの中でも最近の一番の話題ですね。支援者が知っておくことで、もやもやも軽減され、住民支援に繋がるような研修をめざしています。1回目は8月28日18時30分から医師会館での予定で、追って広報いたします。
やまがた在宅ケアかんごねっとにて「村山地域入退院支援の手引き」について講演(講師:村山保健所:木野主査)
5月10日標記開催され、これまでの作成プロセスや手引きの内容についてお聞きした。手引きには参考として山形市の「入退院支援フロー」や「県立河北病院版の入院時情報提供書様式」などが織り込まれている。講演後の情報交換ではケアマネジャーから「入院時情報提供様式は河北病院版が使いやすいとの声が多く聞えてきている」病院連携室からは「入院時情報がケアマネジャーから早期に届くようになっている」などの意見が交わされた。
入退院支援に関る地域の関係者の方々には「村山地域入退院支援の手引き」を活用いただけることを期待しております。また、山形市では、今年度も「山形市入退院支援フロー」の点検作業(活用状況や改善点など)も予定しており、ご協力をよろしくお願いいたします。
●参考:「村山地域入退院支援の手引き」と「山形市入退院支援フロー:」の関係
・「フロー」は地域ケアマネジャー等の入退院支援の視点や実践を各プロセスごとに明記し、支援のタイミングを逃さないことと質の向上を目指している。一方「手引き」は、地域ケアマネジャーと病院退院支援部署が同じ時間軸でどう連携するか、双方向のルール化が図れるつくりとなっている。山形市では「フロー」を基に地域支援者の質向上を目指し、「手引き」では地域・病院の共有化が図れると考え、今後も普及活動を継続予定である。