Jul 8, 2015

看護小規模多機能型居宅介護

看護小規模多機能イメージ図
 2012年に新設された「複合型サービス」は2015年4月の介護報酬改定で「看護小規模多機能型居宅介護」へと名称が変更されました。名称変更の理由は、制度発足から3年が経過しても、なかなか周知されないため、更なる普及を目指してとのこと。(訪問看護体制強化加算等の新設も)。もともと、「複合型サービス」は3つの機能(日帰り、宿泊、自宅訪問)を持つ「小規模多機能居宅介護」に「看護」の機能を付け加えて、「医療ニーズの高い中重度者の地域での生活の継続・充実のため」に作られ、地域包括ケアの中核的な機能の一つになると期待されているサービスです。
 このサービスが、上手く機能すれば医療ニーズの高い利用者を介護する家族のレスパイトが確保され、訪問サービスだけでは支えきれない場合もあったがんや老衰など終末期の方も、自宅と宿泊サービス等を組み合わせ、地域で最期まで暮らせる可能性が高くなる。又、すぐに自宅に退院するのが不安な場合、宿泊サービスを利用し徐々に自宅へつなげていくことも可能。何よりも、自宅と宿泊双方でなじみの担当者に関わってもらえるのは安心ですね。
・・・・参考資料:医療と介護 Next Vol1、No3  P13~・・・・
(山形市内の当該事業所は、当HPの医療・介護情報ページ 山形市のサイトより確認できます)

 

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