アドバンスケアプランニングと意思決定支援PART2実事例をもとに考察を深める研修会が行われました
令和4年10月27日(木)13:30~15:30 山形市医師会館 4階大会議室で標記研修会が行われました。
この研修会は「在宅療養について PART1・PART2」「アドバンスケアプランニングと意思決定支援 PART1」に参加された方を対象としており、支援者が実際の現場で活用できる意思決定支援の実践力をつけるための研修です。会場には27名お集まりくださいました。
まず、導入として、ACPの基本的な考え方とツールの紹介、そしてグループワークで取り上げる事例の紹介とグループワークについて説明がありました。
グループワークでは包括的継続的ケアマネジメント部会の方々にご協力いただきました。
グループワークの後、発表があり、三澤氏より講評をいただいた後、事例提供者の寺崎氏より、実際の事例がどのように運んでいるか報告がありました。
最後、徳田によるまとめの後、ファシリテーターの皆さんからコメントをいただきました。
アンケート 「活用できる」と参加者の皆さんからご回答いただきました。
ご意見 「4分割表は長年の課題であった壁が乗り越えられそうな気持になった」「久しぶりの対面研修で楽しかった。最後までどう生きるか大事に考えていきたいと思う。」「今まで意思決定を促しているつもりでいたが臨床倫理の4分割表で整理するとまだまだ確認不足の情報が多いのかもしれないと感じた。本人の最善に近づけられるよう、今後、意識して支援していきたいと思った。参加して本当に良かった。」などの感想が寄せられました。
気づき 今回の研修会では「どう死ぬかではなく、どう生きるか」に気づくことのできた支援者が多くいらっしゃいました。今回の研修会で得られた気づきを実践の中で、地域の支援者の中で、広めていただけると嬉しく思います。
11月17日(木)には在宅医療介護推進フォーラム「この地域で生ききるために~想いをつなぐ人生会議と在宅医療・介護~」が山形ビッグウイングで開催されます。今年度のポピー研修会の総まとめになります。支援者の皆様・住民の皆様のご参加をお待ちいたしております。