Oct 17, 2022

認知症予防教室を見学させていただきました

10月13日(木)午後、大森で行われていた認知症予防教室を見学させていただきました。

今回は「認知症になっても自分らしく生きるために」「認知症予防ウォーキングステップ」の2冊のテキストと山形市の「サポートブック」を使っての講座でした。

ポピーの人生会議の講座でも「認知症は長生きできる時代になったからこそ現れてきたものの一つ」とお伝えしています。

ここの住民講座でも、認知症予防推進員の竹田さんから住民の皆さんへ向けて、「認知症は、①認知症の人 ②これから認知症になる人 ③認知症になる前に亡くなる人 この3つに分類される」こと。そして、「認知症予防とは、認知症の発症を遅らせたり、認知症になってからの進行を緩やかにするために効果があるもの。」と説明がありました。

認知症は発症が早いか遅いか違いはあるものの、人間年齢を重ねれば誰でも必ず認知症になるもの。そのことを理解することで認知症を身近に感じることができ、より理解も深まると感じます。

その後、理学療法士さんからコグニサイズ〔コグニション(認知)とエクササイズ(運動)を組み合わせた造語〕の説明を受け、会場の方々と実際に動いてみました。….なかなかむず痒い難しさ(冷汗)

竹田さんは、「コロナの感染が始まった頃と比べると現在では地域でもコロナ感染することは以前より身近になり、感染することも当たり前に起こりうるといった受け止め方になってきました。最近ではコロナに感染したことも普通に話される方もいらっしゃいます。認知症もコロナ感染と同様、地域の考え方や受け止め方が変化することで認知症もリスペクトできるようになるといいですよね。」と話されていました。

認知症であることも、認知症の方が地域で生活することも、数年先には当たり前に身近に感じることのできる社会へと、これから変わっていくのだと思います。自分が認知症になった時、どのくらい社会が変化しているでしょうか、変化していてほしいと思うでしょうか。そして、認知症になった自分はどのような生活をしたいと思いますか?

Posted in ブログComments Closed