Apr 25, 2019
在宅ケア勉強会及び在宅医療介護連携室 合同研修会が開催されました
平成31年4月18日(木)山形市医師会館で、第68回在宅ケア勉強会及び在宅医療介護連携室ポピー研修会の合同研修会が行われました。
今回のテーマは医師の実践をもとに、医療介護連携を考えよう!part3」です。高橋胃腸科内科医院の院長、高橋邦之先生から実践報告をいただきました。
過去のポピーブログに高橋先生のインタビュー記事が掲載されています (https://www.yamagatashi-ishikai.or.jp/zaitaku/blog/4152/)ご覧ください。
先生が山形で在宅医を行うようになったきっかけ、家族・病院・施設の狭間で行き場のなくなった患者をどうにかしたいと想い立ち上げた小規模多機能や小規模特養のお話、病院と連携して在宅で看取った事例の紹介、現在の山形市のデータをもとに今後考えられる課題と、それを解消するための提案(在宅医療センターや看取り当番など)そして先生のご専門である膵臓に関連した検査や処置まで、ユーモアを交えながらお話しくださいました。
後半は、今回8名の医師が参加されましたので、各グループに医師が入って意見交換が行われました。
現状や課題はもちろんのこと、在宅医療センターや看取り当番につづく新しいアイデアや提案も話題に上っていました。
(一部抜粋)
- 「在宅はじめますパッケージ」があるといい。
- 在宅医が連携できる在宅対応の眼科や皮膚科、歯科を把握できるといい。→眼科・皮膚科はポピーの検索システムから確認可能 (在宅医療サービス検索システム:http://www.ycma-zaitaku-service.jp)/歯科は各市の歯科医師会窓口(山形市歯科医師会TEL:023-632-1108)で訪問歯科診療の相談ができます。
- 施設毎にどこまで対応してくれるのか(できるのか)情報がほしい。
- 退院時カンファレンスには在宅医も呼んでほしい(行けないときは診療所の看護師が行くこともできる)
- 医師の働き方改革が必要
活発な意見交換が行われ、実践へつながっていくことが期待されます。(u.k)
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