ポピー活動トピックス(2月、3月)
●3月19日山形市内居宅介護支援事業所連絡会(世話人代表高梨友也氏)にて山形市長寿支援課とともに情報提供
退院支援フロー(地域版)のポイントを介護報酬改定とからめながら、長寿支援課より解説。ポピーからは30年度はフローの重要部分(意思決定支援など)を体系的に研修で学べるよう検討中の旨報告。グループワークでは、退院支援に向けての前向きな情報交換が多くなっていると感じました。
●3月15日、16日山形市住民説明会傍聴
15日(高瀬コミュニティセンター)、16日(大郷コミュニティセンター):住民の皆さまへ、介護保険課、長寿支援課からわかりやすく、地域包括ケアの必要となる社会構造と多様な施策を説明。住民の皆さまからは、介護保険料の動きなどへ質問が続きました。ポピーからは、在宅医療の窓口周知の為にパンフ配付させていただきました。
●3月9日かんごねっと学習会(看護サマリー病院版、訪問看護版についてグループワーク)
かんごねっとは、現在会員数100人以上で、地域看護職よりも病院看護師数の会員数が増えています。年5回の学習会を開催、毎回50人以上の参加者があり、今回も標記をテーマに熱い情報交換が交わされました。筆者のグループでは、特に「病院からの情報で、入院中の経過はどこまで必要か、病状説明や受止め方は必要かどうか」「ADL欄は病院、地域双方とも具体的な詳細が知りたい。そのためにはチェックボックスだけでなく、備考欄の活用が良い」など多様な視点でディスカッションが交わさ、盛り上がりました。意外な方と知り合えるのもこの会の良さです。
●3月8日地域包括ふれあいにて臨時勉強会(救急受診と救急医療についてポピーより情報提供、グループワーク)
救急受診しても、帰宅後重度化するケースがあって対応に苦慮しているとの包括からの相談を受け、一次、二次、三次救急医療の考え方や現状、日頃の予防的対応、地域課題としての捉え方、他地域でのオーバーナイトシステムなど情報提供。超高齢社会の中増えるであろう高齢者の救急受診とその後の対応については、今後も検討必要な課題です。
●3月5日包括山形西部主催の居宅連絡会「医療と介護の連携に関する研修会・情報交換会」でポピーより退院支援フローにつき講話
関心は、情報提供書の様式に集まり、従来のものの活用がやりやすいとの意見が多いようです。必要なものが網羅されていれば、様式は問わないという現時点での考え方です。また、グループワークでは、訪問看護を退院直後から特別指示書で訪問可能との事について質問が続き「知らなかった」「よく知りたい」とのことで、訪問看護については、最近関心が高まっている感触を受けています。
●2月27日ポピー研修(訪問看護を重度化予防に活用しよう)
2月27日前回のブログにて紹介
●2月22日村山保健所在宅医療専門部会出席
県の7次医療計画、中でも在宅医療充実へ向けての県計画が情報提供されました。ポピーからは、県と市医師会が行っている在宅医療提供体制強化モデル事業は、地域の関心事でもあり、進捗を周知していただきたい旨コメントさせていただきました。
●2月21日ポピーねっとやまがた(医療・介護専用SNS)出張勉強会:在宅リハビリ看護ステーションつばさにて
ポピーでは、活用に向けて検討したい事業所まで出向き、勉強会や設定支援まで行っています。じわじわと活用が広がっており、利用者家族の参画もはかれたグループもあります。
●2月16日置賜地域医療・介護合同会議傍聴
置賜保健所が運営する標記会議では、入退院支援ルールの中の情報提供サマリー用紙のバージョンアップまで進んでいます。ポピ-でも会議にオブザーバー参加させていただきながら、参考情報を集めています。
●2月15日地域包括かがやきネットワーク連絡会参加(グループワーク進行担当)
地域多職種と、町内会長等住民が共にグループワーク(KJ法)。「地域で作っていけそうな助け合い」について話し合いました。住民の方と一緒に、いろんなアイディアを出し合うという、こんなに楽しい経験は初めて。包括の方の工夫に感動しました。医療と介護の連携にも主役である住民目線が必要です。
●2月10日マギーズ東京見学
マギーズ東京ってどんなところ?(マギーズ東京ホームページより)
がんになった人とその家族や友人など、がんに影響を受けるすべての人が、とまどい孤独なとき、気軽に訪れて、安心して話したり、また自分の力をとりもどせるサポートもある。それがマギーズ東京です。
自然を感じられる小さな庭やキッチンがあり、病院でも自宅でもない、第二の我が家のような居場所。海風を感じながら、自由にお茶を飲み、ほっとくつろいでみませんか。
大勢の方のチャリティ(寄付や協力)で運営し、無料でご利用いただけます。
マギーズ東京は英国生まれのマギーズがんケアリングセンター(マギーズセンター)の初めての日本版として発足。プロフェッショナル仕事の流儀出演でもおなじみの、秋山正子氏が代表です。定期的に自由見学も設定されています。当日も大勢の見学者が訪れていました。2016年にオープンし、1年で6000人の方が訪れたとのこと。がん療養は意思決定の連続、その中で自分を取り戻す場所が必要との説明の方の言葉が印象に残りました。