ミニ講座 「退院支援:訪問看護との連携」
秋晴れの10月14日(写真左上:連携室からの山形の空)連携室ポピーの研修(ミニ講座)「退院支援:訪問看護との連携」(講師:山形大学医学部看護学科大竹准教授、話題提供:看護協会訪問看護ステーションやまがた山川所長、参加者31名)が開催されました。両講師からのお話の後、6グループで意見交換、テーマは①どんなときに訪問看護を利用しようと思いますか? ②利用したいけど、ためらうのはどんなときですか? ③訪問看護にやってもらうと助かること、期待することは何ですか?
敷居が高い、少しこわい(笑)、料金が高い、家族が望まない、医師から指示がもらえないなどちょっとためらうとき、導入が難しい時や,服薬管理において医師と調整してもらえる、24時間連絡体制で家族もCMも安心、看護師とつながっているとヘルパーも安心できるなど助かる面など忌憚のない意見が交わされました。
最後に大竹先生からの「病院では医療に囲まれ、退院したらいきなり医療から切り離される、これでは本人も家族も不安、退院後の不安定な時期にこそ訪問看護の利用が効果的」との言葉に一同納得、又山川所長からの「実際の利用につながらなかいかもというときでも、まず一緒に訪問し説明させていただくことで家族の了解が得られるときがある、遠慮せず声をかけて欲しい」との言葉にも皆さん「えっそうなの」と励まされたようです。
訪問看護は重度になってからだけではなく、予防的に自立支援からも関われるサービスであることを、訪問看護サイドから見せていくことも大事かもしれませんね。
最後にアンケートから・・・・・●訪問看護が身近に感じられました。退院後のソフトランディングのため、相談だけでも可能であることなど参 考になりました。(グループワークで)いろんな職種の方の意見が聞けて良かったです。●夕食前のインスリンなど17時以降夜間に受け入れてくれる訪問看護が増えるとありがたい。・・・・
ありがとうございました。