ポピー活動トピックス(5月)
●5月28日ポピー運営会議
・運営会議構成員:室長、医師会老人保健担当理事、在宅ケア研究会副会長、村山保健所保健企画課主査、山形市長寿支援課課長、係長、主事、医師会事務局長、課長補佐、ポピー職員2名
・2ヶ月に1回の定例運営会議では、今年度事業計画等について協議されました。ポピーでは山形市から在宅医療・介護連携推進を目的に7事業の委託を受け、活動を展開しております。事業計画及びその内の研修計画については、添付PDFをご覧下さい。
・今回のテーマは「在宅医療と介護の連携を考えようー在宅医療スタートブックについてー」でした。県地域医療対策課 高橋主査より「在宅医療スタートブック」(在宅ケア研究会監修、市医師会発行)の説明や、併せて在宅医療提供体制強化モデル事業の今年度の予定、在宅医療経営上のメリットなど医療に関る方々に聞いて欲しいお話がありました。モデル事業では今年度、医師向け同行研修を東大高齢社会総合研究機構の協力のもと実施予定であり、他にも先進地松戸市より川越正平先生をお呼びしての講演なども予定しているとのこと。ポピーはモデル事業の構成員ではありませんが、地域の関心事である在宅医療について、事業の進捗を中心に、報告していく役割があるかと考えています。
●5月11日やまがた在宅ケアかんごねっと総会参加(ポピーも役員として活動)
・かんごねっとでは、大竹会長の「参加した時から連絡が取り合え、連携につながるように」という考えの元「会員メーリングリスト」を作成しています。(現在会員119名)
・今日の学習テーマは大竹准教授による「退院支援」。先の診療・介護報酬ダブル改定でも、厚労省説明で多く出された「人生最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」ですが、厚労省の研修会があるというお話もありました。情報出ましたら、教えていただけるそうです。
●5月10日山形市居宅介護支援事業所等研修会ー自立支援を考えるーに参加
・厚労省担当課長補佐より、介護報酬改定のほぼすべてについての説明があり、報酬改定の要点を自立支援の視点から聞くことができました。報酬項目の細分化、要件の厳格化で、現場は業務量が増え疲弊しているとの声も聞えてきます。覚えきれないほどの報酬項目の細分化やわずかな上乗せよりも効果的な、自立支援への動機付とは何か、真剣に考える必要がありそうです。ポピーでも、支援に携わる関係職種の専門性育成や多職種間での目標共有、連携力育成など、動機付けを意識した事業展開に努めていきたいと思います。