Oct 27, 2015
ミニ講座「看取りの勉強会」報告
(写真:10月26日 山形市医師会館203会議室にて参加者24名)
<看取りの勉強会>講師山川一枝氏(山形県看護協会訪問看護ステーションやまがた所長)
<内容>タミナルケアの基本的理解,ターミナルケアに必要な知識と技術,在宅看取りの実際(事例紹介)
<情報交換>参加者の皆さまより現場の声を交わしていただきました。一部ご紹介します。
包括社会福祉士「看取りに関してケアマネジャーは無力感を感じるとの声を聞く。しかし、関係職種の接着剤として役割発揮できると思う」
特養副主任「ターミナルとして対応してから半年が経過、食もばらつきがある、どう対応していけばよいか」
→訪問看護「ターミナかどうかにこだわらず、食べても食べられないときがあっても、老衰の経過として自然に見ていけばよいのでは」
ソーシャルワーカー「難病等で延命措置を選択しなかった方の終末期は壮絶(苦痛大)である。そういった方もチームとしてどう支えていくか、ケアマネジャーはサービス調整力を磨いていって欲しい」ソーシャルワーカー
<アンケートから一部紹介>
・他職種の意見をきくことができ良かった。意見交換のみの研修があれば参加したい。
・事例を聞いて役割分担が大事だということを感じた。どうしても、全てを引き受けなければならないのかなと思っていた。チーム連携を強くしていきたいと思った。
・施設としての看取りの体制を情報として欲しかった。
●今回は介護職の方の参加も今までのミニ講座の中最も多く、職種バラエティーに富み、企画者として嬉しい研修となりました。看取りやターミナルケアについては1,2時間では学びきれない、情報交換しきれないテーマです。今後はシリーズ化で体系的に学び検討していくことも必要かと、皆様の意見から考えたところです。(T)
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