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Nov 13, 2015

第6地区福祉関係者交流会 ー看取りを考えるー(主催:地域包括支援センターふれあい)

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●地域多職種と第6地区民生委員が看取りをテーマに交流(参加者役60名)

●介護保険サービスを利用しながら自宅で父を看取った息子のKさんとサービス担当者(ケアマネジャー、訪問看護,福祉用具担当者)からの報告があり、連携室ポピーからも助言者として又グループワークのメンバーとして参加させていただきました。

●Kさん(息子)は特に「父を家で看取りたいと包括支援センターに相談してからわずか1時間で紹介のケアマネジャーが来てくれ、往診医から訪問看護ST,福祉用具などの調整を迅速にやってくれた。地域の連携のすごさに本当にびっくりした」と何度も話され、又「家族で協力して父を看取れ本当に良かった。」「認知症の母親のときは、経菅栄養で長く生きながらえさせたようで、つらかった。そんな風にはしたくなかったから」とも語られました。父の介護をやりきった満足感が伝わってきた息子さんの語りです。

●グループワークでは民生委員さんが「10年前とは全く違うんだなー。これなら在宅看取りも可能だと思えてきた」と。

●地域の方と地域の多職種とのつながりが感じられるあたたかい研修会で、助言者というより参加者としていい経験をさせていただきました。

●地域でこんな取り組みをしている,紹介したい等ご提案がございましたら、ポピーにご一報ください。

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Nov 13, 2015

村山緩和ケア研究会第1回事例検討会

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(写真左上:研究会会長奥山医師・顧問根本医師,右上:事例提供 訪問看護STやまがた須藤副所長、研究会副会長神谷医師)

●11月10日ガン末期で退院の2事例につき、病院・地域関係者双方から報告。(進行:研究会副会長 前田医師)

●病院、地域での状況、転帰を双方の関係者が共有できた事例検討会は画期的。特に訪問看護師から報告された、退院後家族が兄弟間葛藤を経ながらも本人(母親90代)の望む自宅での看取りを選択した経過は圧巻。その意思決定にどのように訪問看護師はじめ関係職種が関わったのか、在宅の様子をイメージするに非常に有効であったと感じた参加者は多かったのではないでしょうか?

●参加者約40人、これからの研究会の活動への期待を予感させるに十分な第1回目でした。

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Oct 30, 2015

連携は「顔の見える関係」から「腕の見える関係」へ:鎌田准教授(東北公益文化大学)

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(写真:10月29日 鎌田剛准教授の講義資料より)

●東北公益文化大学准教授 鎌田剛氏の講義「地域連携の仕組みを考える」を受ける機会がありました。連携の研修数あれど、とても気持ちの上がる↑研修でした。来年度是非ポピー研修講師をとお願いしたところです。

●キーワードは「顔の見える関係」から「腕の見える関係」へ!

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Oct 27, 2015

ミニ講座「看取りの勉強会」報告

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(写真:10月26日 山形市医師会館203会議室にて参加者24名)

<看取りの勉強会>講師山川一枝氏(山形県看護協会訪問看護ステーションやまがた所長)

<内容>タミナルケアの基本的理解,ターミナルケアに必要な知識と技術,在宅看取りの実際(事例紹介)

<情報交換>参加者の皆さまより現場の声を交わしていただきました。一部ご紹介します。

包括社会福祉士「看取りに関してケアマネジャーは無力感を感じるとの声を聞く。しかし、関係職種の接着剤として役割発揮できると思う」

特養副主任「ターミナルとして対応してから半年が経過、食もばらつきがある、どう対応していけばよいか」

→訪問看護「ターミナかどうかにこだわらず、食べても食べられないときがあっても、老衰の経過として自然に見ていけばよいのでは」

ソーシャルワーカー「難病等で延命措置を選択しなかった方の終末期は壮絶(苦痛大)である。そういった方もチームとしてどう支えていくか、ケアマネジャーはサービス調整力を磨いていって欲しい」ソーシャルワーカー

<アンケートから一部紹介>

・他職種の意見をきくことができ良かった。意見交換のみの研修があれば参加したい。

・事例を聞いて役割分担が大事だということを感じた。どうしても、全てを引き受けなければならないのかなと思っていた。チーム連携を強くしていきたいと思った。

・施設としての看取りの体制を情報として欲しかった。

●今回は介護職の方の参加も今までのミニ講座の中最も多く、職種バラエティーに富み、企画者として嬉しい研修となりました。看取りやターミナルケアについては1,2時間では学びきれない、情報交換しきれないテーマです。今後はシリーズ化で体系的に学び検討していくことも必要かと、皆様の意見から考えたところです。(T)

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