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Oct 28, 2016

インフォーマル資源 続編

●10月25日「インフォーマルな資源を考える:続編」(基幹型包括支援センター山蔭瞬氏コーディネート)を終了いたしました。

●コーヒー飲みつつアットホームな雰囲気の中、「糖尿病で退院のBさんがまもなく再入院・・・今後再入院を繰り返さない為に個人ではなく、地域で何ができるか」をテーマに①どのような支え合いがあるか ②その取組みのためにどんな材料(資源)が必要か? ③具体的にその資源はどこにあるかの③ステップで意見交換するうちに、いつのまにか皆笑顔で、夢まで語り合っていました。

●インフォーマルな資源を考えることで、メディカルリスクをソーシャルにカバーしていくことにもつながる、そんな広がりを学びました。

●意見交換からユニークなアイディア紹介

・外食産業の協力を得る(ファミレス等にも、インスリン自己注できるレストルームを)

・小学校と協力、孫も祖父も一緒に糖尿病の勉強会(テーマは違いますが、実際に社協等の生活支援コーディネーターが小学校等とのコラボも試みているとのこと)

★奇想天外と思うなかれ!人間は脳内で考えたことしか実現できない!のです。

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Oct 28, 2016

書籍紹介「さよならの準備」(中村仁一氏、伸一氏共著)

講演会レジメ160831版 中村先生

●在宅ケアに長年関わっていると、どうしても「生き方、逝き方」について日々考えざるを得ません。そして、行き着いたところは、人間誰でもいつかこの世に「さよなら」をしなくてはならない、でも、それは悲しむべきことというより、自然であり、順番であり。そして、その時が明日でないとは、誰にも言えない・・・ということ。「さよならの準備」は必要です。

●「生き方、逝き方」について、考えたいとき、そして難しくなく、苦しくなく、時にくすっと笑って考えたいとき、お勧めの本です。先月、講演いただいた中村伸一先生の著書3冊、PDFのレジメ3枚目に紹介あります。(内ポピー蔵書として2冊あり。お読みになりたい方にお貸し出しいたします)

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Sep 29, 2016

ポピー初!住民参加型研修会「在宅医療を考える講演会」中村伸一先生を迎えて

 

9月17日3

9月17日医師会館にて、その地域医療活動が、NHKプロフェッショナル(H21年)で反響を呼んだ福井県名田庄診療所の中村伸一先生(医師)の講演会を開催。参加者172名中住民の方は約3分の1を占め(他地域ケアに関わる多職種の皆さん)、ポピー初の住民参加型研修となりました。ポピーの役割に「住民の方々に地域医療、在宅医療を理解していただく」ということがあります。名田庄の住民との絆の中、地域の保健医療福祉の仕組みをともに作り上げていく中村先生のお話は、住民の方々にも大変親しみやすく、会場は笑いと涙の中に、温かな感動に包まれていきました。明るく、テンポよいお話しぶりに、心がぽかぽかと温かくなり、お話が終わっても元気と余韻が残った講演会となったことを報告いたします。

●アンケートからご紹介(アンケートを呼んで涙を誘われるのも初めての経験です)

研修会満足度96%(大変満足81%+満足15%)

・中村先生の素晴らしい講演ありがとうございました。こんなに気持ちよく話を聞いたことがありませんでした。今はこの講演を知ったことに感謝、感激でした。(70代、民生児童委員様)

・ユーモアに富んだお話で、楽しくも深い内容でした。先生の地域や患者さんに対する愛があふれていて、こんな在宅医が沢山いたら在宅ケアも在宅での看取りが勇気を持ってできるのだろうなと思います。高齢で老衰と思われる高齢者が十分な説明も受けないまま入院され、延命治療を受けているのを見るに付け『死の教育』普段からの医者と本人家族との信頼関係の構築が重要と思っています。住民への啓発も必要と思いますが、現状は家族が忙しすぎ誰も寄り添う余裕がないのです。中村先生の人間性がすばらしいです。感動しました。すばらしい講演の企画ありがとうございました。(40代、病院職員様)

・介護会社に入社したばかりの介護も何もわからない10代です。高齢者と接したことも無く、亡くなった祖父母の死もわかりません。しかし、今回の講演でうまく言い表せないですが、生きていくことの美しさというか、本当にわからないですが、感動しました。夢もやりたいこと何も無く、ただ事務員として働いていましたが、何か人のために生きていけるようなことをしたいと思いました。本当にありがとうございました。(10代、介護会社職員様)

・住民サロンで拝聴いたしました。お医者さんにこれほど親しみを感じるのは初めてのように思いました。よりそ医、幸福について人のあたたかさから始まることまで改めて教えてもらいました。感謝と愛情の大切さをご教示くださり感謝します。(60代、民生児童委員様)

●アンケートは74.6%といまだかつてない回収率で、多くの皆さまが丁寧にコメントを書いてくださり、私達も励まされたことに、感謝申し上げます。

9月17日49月17日1山形市長もかけつけられ、冒頭挨拶を146163中央:中村先生

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Aug 15, 2016

「意思決定支援」続編 意見交換

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●7月27日の「意思決定支援(講師」山大 大竹准教授」に引き続き、「意思決定支援:事例の共有と意見交換」を8月9日開催できました(参加37名)

・事例提供  須藤京子氏   訪問看護ステーションむらや所長(がん末期の母を家で看取るまでの兄弟間葛藤への支援)

遠藤智花子氏  居宅介護支援事業所あっぷるケア管理者(認知症の方の思いをどう支えるかと要介護二人暮らしの夫婦の思いをかなえるまでの2事例)

・意見交換コーディネート  大竹まり子氏  (山形大学看護学科准教授)

●意見交換では事例を参考にしながら、参加者の皆さまの日頃の思い・経験を語り合っていただき、アンケートで96%の高い満足度(大変満足48%、満足48%) となりました。

●アンケートから(回収率62.2%)

・様々な分野で活躍している方と情報交換でき有意義な研修となった、事例からも、共感できる部分、改めて気づかされる部分、参考にしたいこと様々あった。

・発表とグループワークで皆の丁寧な関わりを学ぶことができた。「決めること」が大切なのではなく、「決める課程」が大切なのだと思った。決められなくても良いと思っている。

などなど、今回はアンケートの自由記述いただいた部分がすばらしく(感動!)全文PDFで掲載しておりますので、是非ご覧下さい。(記述者個人の特定はできない状態になっております)

●アンケートからも、意見交換を含む双方向スタイルが非常に効果的な研修になることがわかります。今後も、意見・情報交換スタイルを企画していきます。

8月9日研修会参加者状況及びアンケート結果

 

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